第370話   「白童子の最期」                    





アオリ : 奈落に背を向け我が道を行く… その先には!?


……ちょっと待ってよ…(爆) 本気かよ…
もうサブタイがネタバレじゃないですか…。勘弁して下さいよ、留美子先生…

そりゃ先回はそんな事を笑いながら話しておったよ。
だけど、それが本当になるとは誰も思っとらんかったよ…(2爆目)

白童子さん、何と神楽姐さんを魍魎丸に吸収させる気であらせられるらしい。
えぇえ、やめとくれ!!(笑←個人的意見)
そりゃ神楽姐さんも怒ります。そしてまた風刃に砕かれる白童子さんの御体…(笑)

わしゃ死なんとたかをくくっておられる白童子さんですが、何とその結界が消え去ります。
そして放たれる犬の風の傷。風の傷だけじゃ白童子さんはもっと細かくなる程度ですが…
またまたびっくり。ここで、対風穴用防御壁の定番、最猛勝が撤退を始めます。
ありゃれ?

瘴気を放ち始める白さんをかごちゃんが浄化。
浄化されながらも神楽姐さんへ薙刀を振りかざす白童子さんですが
弥勒さんの風穴によって逝去。

風穴、強っ!!!(笑)
あーそうか。
最初読んだ時は、「風穴で瘴気の塊吸い込んじゃって弥勒さんは大丈夫なのか!?」と思ったのですが
かごちゃんが浄化してますね。だから…そんなに問題無いのかな。

何はともあれ、余りにも呆気無くお逝きになってしまいましたよ、白童子さん…



まぁ、この子はいずれこうなるべき運命だったとは思いますが、まさかこんな形とは…
でも、有難う。今までもこれからも大好きです。


しかし、すげぇなぁ奈落さん。
使えなくなった分身の始末を犬一行にさせるとは…

 「もしよかったら、あたしたちと一緒に…」
と姐さんに語りかけるかごちゃん。
一瞬躊躇いを見せたようですが
 「今さらおまえらとつるめるかよ。」
と誘いを断ります。
そうだよね。本当はそうしたいんだろうけど…

それに犬一行と妖狼族一行は仲間と言えばそうかもしれないし仲間じゃないと言えばそうじゃないけれど
神楽姐さんは多くの妖狼族を殺して犬と鋼牙くんを罠にかけた過去も有りますし…
鋼牙くんの怒りの矛先が神楽姐さんでなく、奈落に向いていたとしても
ちょっと神楽姐さんと犬一行は一緒に居られないかなという感じがします。

それよりかけらの気配を追って魍魎丸を捜せという姐さん。
そうして犬一行に背中を見送られながら飛び立つのですが
彼女の目の前に奈落さんが現れます…
うわぁお、的な展開で次号突入。


あぁあ、えらいこっちゃ。
しかし、奈落さんは赤子に不妖壁を渡した時に「お前ならどう使う?」と問うてましたよね。
ひょっとして赤子と白童子さんの暴走を見越していたという事なのかしら。
白霊山で排出した桔梗を慕う鬼蜘蛛の心は白童子と赤子(心臓)となった…
でも心臓を排出した故に自身は抜け殻となってしまった訳ですよね。
何か矛盾を感じるなぁ。

あの世とこの世の境にある四魂のかけらを捜す為に奈落さんは白童子を依り代としていましたが
その為に白童子を作ったのか?と思えば、
四魂のかけらがあの世とこの世の境にある事がわかったのは白霊山編の後
奈落さんが直々に耳千里の元へ行って得た情報だったし…
あの時は白童子を依り代にし、心臓が自分とは別の所に有った為に帰って来られた訳ですが。

しかし、今回の白童子の裏切りを見越していたとなると
奈落さんは琥珀に記憶が戻ってる事ももう知ってるんじゃないかしら、と思えてきます。
琥珀くんは表立ってはそういう行動はとってませんが、桔梗さんに手は出せなかったし。

奈落さんって実はすごく洞察力に優れていて、感受性が強いとか?(謎)


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モドル。