「犬夜叉 天下覇道の剣」試写会レポートと第一印象 ***20031217
![]() はてさて。 先日より日記でも申し上げておりました通り、 私、千夜は、今回の映画は小学館連合試写会と 地元テレビ局(中京テレビ)主催の試写会にめでたく当選してしまったので 2度試写会に行って参りました(^^) その時の様子や、映画のちょっとした感想などを紹介していこうと思います。 映画の感想等につきましては、ネタバレ皆無ですので安心して閲覧下さいませ…。 (最初の方は会場の様子を延々と語ってますので 映画についてのみ知りたい方は、流してもらっても結構です・笑) *12月10日(水) 小学館連合試写会* はぁ〜。 まさか小学館連合が当たるとは夢にも思ってみませんでした… (去年も当たらなかったので…) 実は私は一昨年にも「時代を越える想い」の試写会に連れて行って貰い 小学館主催だと、サンデー・犬夜叉関連のチラシがたくさん貰える事は既に知っていたので、 当たったと知った時は余計に嬉しかったです。 案の定、会場では入場と同時に 夏に発売された特別編集本の表紙の殺生丸と犬夜叉が赤インクで印刷された 小学館の大きな封筒の中に… ・サンデーで現在応募者全員サービス中の犬夜叉ボトルキャップセットの大きなチラシ ・サンデー型のコミックス用チラシ(表紙はやはり殺生丸と犬夜叉) ・発売が延期になった(笑)、PS2ソフトのチラシ ・アニメ高橋留美子劇場DVD-BOXのチラシ ・映画「犬夜叉 天下覇道の剣」のチラシ(劇場で前売りを買うと貰えるアレです) ・映画の割引券(大人300円、学生以下200円引き) ・サンデー人気連載(コナン・犬夜叉・ガッシュ)の第1話がまとめて読める編集本 が、入れられて配布されておりました。 共催がバンダイだったのでロビーに設置されたテレビにはPS2ソフトの宣伝VTRが延々と…(笑) 劇場内。 試写会希望者の募集に小学生雑誌が大量に組み込まれていた為に 会場は小学校低学年くらいの子供と其の親御さんっていうのが多かった様な気がします。 たまに中学生っぽい子も見ましたけど。 「時代を越える想い」の試写会の時も、認識不足故に度肝を抜かれましたが 相変わらず吃驚する程年齢層が低いです(爆) 開演時間となり、司会のお姉さんが出て来て 渡された封筒の内容説明をした後、すぐに上映が始まった様な気がします。。 最初に来春のコナン映画の宣伝が入り(怪盗キッド〜〜vv・ォィ)、 宣伝はそれのみですぐに本編が始まりました。 上映終了後。 試写会当選時の案内に「予定終了時刻:21時」とあったのにも関わらず 実際は20時10分に終わりましたよ(ぇ) 予定時刻がたっぷり有ったので、 まぁ、アニメの試写会だから誰かが舞台挨拶に来るという事はさすがに無いと思いましたが、 「時代を越える想い」の時には有ったお楽しみ抽選会でもするのかと思ったらそんな事も無く… 映画が終わったらあっさり帰させられたなぁ。。 すこし残念でした(笑)まー、良いけど。 *12月16日(火) 中京テレビ主催試写会* こっちの試写会もまさか当たるとは… 去年は此方の試写会にも外れたんで…(笑) 此方の試写会については、葉書での応募方法が往復葉書でだったので 「外れても何かしら返事が来るんだよな?」と 実は興味本位で送ってみた要素が大いに有ったりします…(爆) 小学館連合の時は、18時開場のところを 事前にあちこち寄っていたので17時半頃に並び始めたのですが、 今回は17時15分頃に着きました。 まだ15人弱しかいませんでした(笑) また、小学館連合の時に居た様な 最後尾の立て札を持って案内するお兄さん(お姉さんだったっけ?)はおらず、 奥で潜んでいる妙なおっさんが「最後尾はこっちだよ」と わざわざ出て来てやってくる様なシステムでした。 会場出入り口付近に有った宣伝用の看板も置いてなかったなぁ。 年齢層は前回に比べると、それでも親子連れが多かったものの、高めでした。 平均して2〜4歳くらいは上がってた様に思うんですけど。 (因みに会場内で私達の後ろの席に座ったのは映画好きって感じのお姉さん2人組でした。) 葉書で当選した人と、ネットで当選した人とでは招待状が若干違うという発見も… (往復葉書で当選した人は返信用葉書の白紙にどべん、と招待状が印刷されていたのですが、 ネットで当選した人は絵葉書みたいになっていて宛名面が宛名+招待状、裏が宣伝用ポスターのイラストでした。) 今回は主催:中京テレビ、共催:ダイニチ工業というファンヒーターやストーブ専門の企業で、 開演後に舞台にファンヒーター3台を並べて宣伝していたのですが、 何とその3台を会場に居るどなたかにプレゼントですと! 私は滅茶苦茶欲しかったのですが(部屋に1台欲しいのです・笑)、抽選は外れましたよ… てか、犬夜叉の試写会来て、ファンヒーター当てるってのもどんなもんかと思いますけど(笑) 司会のお姉さんは小学館連合の時よりも感じが良いお姉さんでした。(って、ォィ。) ダイニチ工業の宣伝後、映画の説明をしてくれたのですが何か楽しそうでした(笑) 「複雑に絡まり合う運命の糸…」とか(笑笑) 上映開始。 今回は東宝系アニメ全般のCMをやってから本編開始でした。 覚えている分だと ・ナルト ・ポケットモンスター ・クレヨンしんちゃん ・ドラえもん ・コナン くらいだったと思います。 私はナルトが映画化するってのにドびっくりしたんですけど…! 上映終了後。 今回は宣伝を多めにやっていた所為か 20時20分頃に終了となりました。(そう変わんねーって) *本編の感想* (…ここに辿り着くまでが阿呆程長くてすみません・逝) えっと、初めて観た後はとにかく監督さんと脚本さんに御礼を言いに行きたくなりました。 今回の映画は、製作現場の不和やら その他何だかあまり宜しくない雰囲気の話が漏れてきてしまっていて (これも情報化社会の所以でしょうか…)、 正直、かなり不安で 「あまり期待し過ぎない方が良いかな?」と思いつつも やっぱり期待してしまう様な複雑な心境で待ち望んで居たんですけれども、 蓋を開けてみたら、思っていた以上に、私の印象としてはかなり良作に仕上がっていた様に思います。 色々内部でしがらみなどが有る部分も有ったでしょうが、 そんな状況の中、よくもあれだけの話を練ってくれた、と 監督さんと脚本さんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。 今までの1作目や2作目は結構、まぁ相対的に言えばですけど 突飛な部分から敵が出現しているのに対し、 今回の映画では、『犬夜叉』という作品自体の中でも 特にデリケートな部分に正面からぶつかって行っている所為も有り、 今まで以上に互いの因縁の絡みと言うか、 そういったものを自然に受け入れる事が出来ました。 原作『犬夜叉』に勝負を挑んだかの様な、映画『犬夜叉』の試み(設定等)は このテーマ(父・殺生丸・犬夜叉)の部分に関しては、原作絶対主義の私から観ても 今回の映画の方が勝利しているんでは無いか、と感じました。 昔に比べれば私自身も年を喰った所為も有るか(苦笑)、 正直、結構意地悪な視点から始終本編を観ていたのですが、 それでも、今回はシナリオで鼻につく様な場面は有りませんでした。 ほとんど皆無と言っても良かったと思います。 (1作目や2作目には若干有ったのですよ…^_^;) そんな訳で、 1作目『時代を越える想い』が犬かごすきーさんにお勧め出来る映画で、 2作目『鏡の中の夢幻城』は『犬夜叉(特に犬夜叉一行)』すきーさんにお勧め出来る映画、 そして今作の『天下覇道の剣』は一般向けにお勧め出来る映画だ、という風に 私は私の中で分類しています。 最後に、一緒に試写会に行ってくれた 私ほど『犬夜叉』にお熱でない友達が言ってくれた一言。 「1作目、2作目よりも全然面白かったね〜!」 彼女は映画も地上波やケーブル放映で見ていて アニメも大体見てくれているのですが、 「好きだから」って気持ちより、「何となく」って感じだと思うんですよ(笑) だから、そんな彼女がこう言ってくれたんですから 今回の映画は間違い無いです。 皆さんも胸を張って映画館に観に行って下さいv ----- モドル。 |